建築アイデア
境界を、つくらないという選択
境界を、つくらないという選択
車庫と玄関は、分けるもの。
それが一般的な考え方かもしれません。
けれど私たちは、
その境界をあえて曖昧にしました。
インナーガレージと玄関を直結させる。
外と内を、ゆるやかにつなぐ。
熊本の強い雨や日差しから守りながら、
暮らしの動線を短くする。
機能のためだけではありません。
構造材をあらわにし、
素材の力強さをそのまま見せることで、
ガレージは単なる付属空間ではなくなります。
そこは、もう一つの“居場所”。
外と内のあいだに、緩やかな層をつくる。
境界をはっきりさせるのではなく、
やわらかく重ねていく。
それが、私たちの設計です。