建築アイデア
空間は、平面では終わらない
空間は、平面では終わらない
図面は平面です。
けれど、暮らしは立体です。
私たちは、空間は必ずしも同じ高さである必要はないと考えています。
この住まいでは、段差によって
わずかな起伏をつくりました。
座る目線。
立つ目線。
見上げる視線。
高さが変わるだけで、
同じ場所でも見える景色は変わります。
そして、段差は動きを一瞬ゆるめます。
上がる。
下りる。
ほんの一呼吸。
その小さな間が、
暮らしのリズムを整えていきます。
吹き抜けから差し込む熊本の光も、
段差によってより立体的に広がる。
空間に奥行きをつくり、
時間の流れを少しだけ穏やかにする。
平らに整えることだけが、
心地よさではありません。
空間を“体験”として設計すること。
それが、私たちの考え方です。