新築住宅
異素材が響き合う住まい
異素材が調和する、心地よさを追求した木造平屋の住まい
こちらは木造平屋建ての住まいです。落ち着きと上質さを感じられる佇まいと、家族が心地よく過ごせる開放的な空間づくりを大切に計画しました。
外観は、レッドシダーのあたたかな木目、シャープな印象のガルバリウム鋼板、そして重厚感のあるタイルという異なる素材を組み合わせています。天然木のやわらかさと、金属やタイルが持つ洗練された表情。それぞれの素材が引き立て合うよう、色味や張り分けのバランスに細やかに配慮しました。レッドシダーは、時間とともに味わいが深まる素材です。住まいとともにゆっくりと変化していく風合いも、この家の魅力のひとつです。一方でガルバリウム鋼板は耐久性に優れ、すっきりとしたラインを強調し、全体を引き締めます。そこにタイルの質感が加わることで、安定感のある平屋ならではの落ち着いた佇まいを実現しました。
平屋はワンフロアで暮らしが完結する住まいです。移動がスムーズで生活動線が自然と整い、家族との距離も近く感じられます。段差が少ない安心感もあり、将来を見据えた住まいとしても魅力的です。
室内に入ると、視線を上へと導く木目の勾配天井が広がります。天井を高く取ることで、平屋でありながらも伸びやかな開放感を感じられる空間に仕上げました。木目のやさしい表情が空間全体を包み込み、あたたかみのある雰囲気をつくり出しています。
さらに、天井に沿って設けた間接照明が、やわらかな光で空間を満たします。日中は自然光が木の質感を美しく引き立て、夜には間接照明が陰影を生み出し、落ち着いた時間を演出します。直接的な明るさだけでなく、光の広がりや奥行きを意識することで、心がほっと安らぐLDKを目指しました。
床や建具も木目で統一しながら、重くなりすぎない色味でまとめています。ナチュラルでありながらもすっきりとした印象を大切にし、素材の魅力を素直に感じられる空間としました。キッチンからリビングを見渡せる配置など、日々の暮らしやすさにも配慮しています。
異素材の融合が生み出す外観の表情と、木のぬくもりに包まれた開放的な室内空間。デザイン性と暮らしやすさを両立させながら、長く愛される住まいをかたちにしました。これから年月を重ねるごとに、素材も空間もさらに味わいを深めていきます。家族の時間とともに育っていく、そんな一邸です。















